訪問診療は定期的な外来受診の代わりに医師が患者様のご自宅に伺い診療をすることです。往診は具合が悪い時に医療機関に受診する代わりに医師がご自宅に伺い診療をすることです。当クリニックでは、定期訪問をしている患者様に対し具合が悪い時に往診をしておりますが、普段定期訪問をしていない方の往診はしておりません。
よくある質問
癌の末期や老衰などの自宅での看取りはしていますか?
ご自宅での看取りをしています。2018年度は20名の看取りをさせて頂きました。
訪問診療を始める時は自宅で看取りをしたいと思っていても、家族の健康などの問題により自宅での看取りが出来なくなった場合や、途中で自宅では看取りたくなくなった場合などは、病院を紹介(あるいは紹介元の病院に入院を手配)いたします。また、最初は看取る気持ちがなかった場合でも、訪問診療を受けているうちに自宅で看取ろうと思った時は自宅で最期まで過ごせるように致します。
小児の在宅医療の訪問診療をしていますか?胃瘻からの栄養や人工呼吸器をつけていても大丈夫ですか?
小児の訪問診療や小児から成人になられた重症心身障害者の方の訪問診療もしております。現在80名の訪問診療をしております。胃瘻交換をしている方は約50名、人工呼吸器管理の方も約25名おります。必要な医療(診療)材料も提供しております。
自宅で療養するには体調の変化などがあった時にとても不安ですが、大丈夫でしょうか?
自宅療養では常に医療者がそばにいるわけではありませんので、色々な不安があるかと思います。当クリニックでは24時間365日の電話相談や必要時の往診を行うことによって、そのような不安の解消に努めております。また、通院・入院していた病院の主治医や訪問看護師、ケアマネージャーなどの介護職と連絡を取り合いながら、少しでも安心してご療養いただけるように努めております。
しかしながら、在宅医療には限界があることも事実です。緊急時(急変時)や、自宅療養が難しい病状が出てきた時に病院での治療を希望される場合、当クリニックではできない検査が必要な場合などは、医療機関を紹介し入院や受診を手配することにより、適切な医療を受けられるように努めております。